アルマイト・カラーアルマイト

アルマイトとは、アルミニウムを硫酸アルマイトという薬剤に浸し、人工的に酸化皮膜(アルミの酸化物)を生成させる表面処理のことです。

アルミニウムは酸素と結びつき、空気に触れていると自然に酸化皮膜を作るので錆びにくいとされていますが、時間が経つと腐食します。アルマイト処理を施すことで、腐食を防ぐことができます。

カラーアルマイトにも対応しておりますので、染料の調合による色調の違いや、表面仕上げ(ブラスト梨地、艶消し、化学研磨など)の違いで、デザインの幅が広がります。

カラーアルマイトは数秒の処理の差で色調や濃淡・光沢が大きく変化するため、ロットごとの色を合わせるには高度な技術が必要になります。三共化研では、色の限度見本を準備し、色むらの限度を管理しています。

対象素材:アルミ
使用例:カトラリー・換気扇カバーなど

 

治具について

出来る限り、弊社にある治具で対応します(無償)が、加工物の形状によっては専用治具の用意が必要となる場合があります(有償)。

被膜の自然発色について

アルミニウムの材質(メーカー等)によって、発色状態に違いがあり、仕上がりにムラが出ます。
事前に材質(アルミ番数)を教えていただき、ご説明致します。

対応サイズについて

白アルマイト⇒1000mm×1000mmまで
カラーアルマイト⇒600mm×800mmまで